パステルドリーミングアート~パステル学校ブログ~ ブランクあるいは1からという話

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ブランクあるいは1からという話


ri628c.gifこんにちは、りょーたさんです。

☆     ☆      ☆

「時間ができたし、描いてみるか」

大学生の頃、なんとなく漫画を描きたくなって
何年かぶりにペンを取った。

本当に気まぐれだった。

しばらく絵を描いてなかったけど
描けるだろう、なんて妙な自信があった。

でも。
ちっとも描けなくなっていた自分に驚いて。

「大丈夫だろう」と思っていた
妙な自信が一気に吹っ飛んでしまった。

それまで僕の中には、
絵を描くことは、足し算とか引き算とか掛け算みたいに
「1回覚えたら、忘れないもの」みたいな感覚があった。

でも、全然違っていて。


☆       ☆       ☆


ri628c.gifその時は、雑誌に応募することを決めていた。

読者投稿のページではなく、
賞金あり、名のある漫画雑誌で賞を狙うと決めていた。

なぜか。

僕は大学で落語研究会に所属していたのだけれど
そこで「何かを成し遂げたとき」の最高の気分を知ったからだ。

ラジオに出た!勝ち抜いた!
あの番組の台本を書いたよ!
テレビに出た!タイトルを取った!
あの舞台に出たぁ!企画が大当たりした!

その達成感と言ったら。
そうした思いを再び味わいたかったのだ。


☆       ☆       ☆


ri628c.gif今度は舞台関連じゃないものでと決めていた。
そこで、思いついたのが漫画というわけだ(笑)。

思いつきで決めたものだから、雑誌をみると締切が近かった。
時間がない。なのに、感覚が戻らない。

僕は焦った。

そこで考えたのは、
「数年前の感覚を戻す努力をするのがいいのか」
あるいは「もう1度、1からやりなおすのがいいのか」
ということだった。

僕は「もう1度、1からやりなおす」ほうを選んだ。
結果、それは大正解だった。


☆       ☆       ☆


ri628c.gif1からやりなおそうと決めたことで
その時の自分の力を冷静に見つめることができた。

弱点や努力すべきポイントもわかりやすかった。
迷うことなく、練習していくことができた。

1からやりなおそうと思うと、本当にやることが膨大だった。

もう毎日必死だったけれど、
日々前進している実感があった。

そして。
頑張っただけの結果がついてきた。


☆       ☆       ☆


ri628c.gifその時、僕は気づいた。

落語をやっていて、
簡単に結果が出たことが1回でもあったのかと。

特に僕は地方出身で、方言というハンデも大きかったから
いつも必死になって練習して、
努力・努力・努力。そんな毎日だった。

そんな毎日の結晶が
結果というものだったじゃないかと。

なのに、僕は「できる人」のような気持ちになっていた。
そんなわけないのに。

自分は「努力しなきゃできない人」なんだ、どう考えたって。


☆       ☆       ☆


ri628c.gif嬉しい結果と同時に、僕の中には
「漫画はもういいかな」という気持ちがあった。

この時の目標は、賞をとることで
達成感を味わいたいからだった。

それは日々の練習・努力という過程が
結果になるからこその達成感、嬉しさなわけで。

同じ嬉しいでも、
抽選で当たった時のような嬉しさとは
種類の違う嬉しさなわけで。


☆       ☆       ☆


ri628c.gifブランクあるいは1からという話でございました。



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